冬の薬膳で体を温め、美肌づくり

美容の敵である「冷え」「乾燥」が気になるこの季節こんな記事を発見

「医食同源」という考え方を実践するのが薬膳だそうです

薬膳とは、
中医学の理論に基づき、食物がもつ体を健康にする作用を組み合わせた食事のこと

例えば、昔ながらの「風邪にはショウガ湯」「肝臓にはしじみ汁」など、それぞれの食材が持つ特性を症状や体質に合わせて健康増進に利用する。
漢方で使う生薬を入れる場合もあれば、身の回りにある食材だけを利用する場合もありますが、いぜれにせよ、私たちの体に本来備わっている自然治癒力を発揮出来るように、食事でケアをするのが基本的な考え方だそうです

薬膳では、一年を「春」「梅雨」「夏」「秋」「冬」の5つに分け、季節ごとに合った養生法を取り入れるようです

冬の養生
①温補腎陽（おんほじんよう）・・・温めることで腎の働きを高める
②温陽散寒（おんようさんかん）・・・体を温めて容器を活発にして寒邪を追い出す
③和胃調中（わいちょうちゅう）・・・脾胃（ひい）の機能を整え、消化機能を円滑にする
④潤燥（じゅんそう）・・・体を潤し、乾燥からくる症状を和らげる

①の食材・・・黒米／黒豆／黒ごま／昆布／キャベツ／ブロッコリー／マッシュルーム／クルミetc
②の食材・・・ねぎ／生姜／ニンニク／黒砂糖／紅花／シナモン／牛肉／鶏肉／ラム肉／鮭／マグロetc
③の食材・・・雑穀／米／さつまいも／じゃがいも／かぼちゃ／人参／ねぎ／白菜／鯛／ブリetc
④の食材・・・大豆／豆乳／ほうれん草／山芋／りんご／豚肉／イカ／ブリ／チーズ／ヨーグルトetc

この今の季節は、「寒さ」からくる「冷え」を冬が旬の食材をうまく取り入れて冷えを撃退しましょう

魚のパワー！！！！！

◎魚は栄養の宝庫である
　肉に負けない良質のたんぱく質を含み、低脂肪でヘルシーな魚は、現代人に欠かせない栄養源です。
　コレステロールを減少させる
　生活習慣病の予防に役立つといわれるEPA（エイコサペンタエン酸）
　脳の発達に不可欠なDHA（ドコサヘキサエン酸）を豊富に含む
　子どもからお年寄りまで積極的にとってほしい食材


◎パワーの出る魚
●いわし
昔から「いわし100匹、頭の薬」といわれるほど、栄養価に優れた魚。梅干し煮や、つみれ団子にして骨ごと食べるのがおすすめです。調理の際は、酢を少量入れて下ゆですると、臭みが抑えられます。
また「鰯」の字の通り傷みやすいので、買ってきたらすぐに調理を。


●かつお
かつおの旬は、初夏と秋の年2回。さっぱりした初夏の初がつおに対し、秋の戻りがつおは脂がのった重厚な味わいです。
かつおの栄養価はレバーに匹敵するともいわれ、生活習慣病や貧血の予防に役立ちます。


●鮭
　 身の赤い色は、アスタキサンチンという色素で、強力な抗酸化パワーがあるといわれています。
また、皮にはたっぷりカルシウムが含まれているので、残さず食べましょう。

レンコン

特　徴.....タンニンが消炎・止血効果があり、古くからせき止めなどに利用されてきました。

主成分は炭水化物で、食物繊維を含み便通を良くして、腸の調子を整えます。
レモン50gに匹敵する量のビタミンCの働きも加わり、血中コレストロール値を低下させ、皮膚や血管を丈夫にするので、生活習慣病の予防や美しい肌を作るのにも役立ちます

レンコンの絞り汁を飲むのは、代表的な民間療法の1つとなっています

切ったら直ぐに酢水に入れて置くとあく抜きすると変色を防げますが、長時間は
ビタミンCやムチンが流出してしまいますので、要注意

ひじき

ひじきは、骨粗鬆症を予防し、貧血を改善
鉄分やカルシウム、食物繊維の含有量が特に多い優れたミネラル源で、からだの調子を整えるのに非常に有効な食品

海草類は一般的に、ミネラルや食物繊維が豊富
ひじきのカルシウムや鉄分は海草類のなかでも特に高く、食物繊維の含有量も寒天に次ぎ、多くの食品中でもトップクラス

カルシウムは骨や歯の成長、健康に欠かせないミネラルで、不足すると骨が弱くなり、根気がなくなったり、イライラする原因にもなると言われています

調理方法などで、利用範囲を広げて、しっかり摂りたいものですね

ピーナツ

ピーナツは.......
脂肪は約50%、たんぱく質は25%、残りの25%はビタミンB1やB2.Eなどの栄養成分から成っている高エネルギー食品です。

　脂質のほとんどは不飽和脂肪酸で、中でもオレイン酸が半分近くを占めます。
そのオレイン酸は総コレストロールとLDLを減らしながらも、HDLを減少させないので、動脈硬化の予防に役立つとされます

ビタミンB1,B2は疲労回復に効果的ですし、ビタミンEは血流の流れをよくし、老化防止や冷え性によいとされます。

ストレスに関しても副腎皮質ホルモンの産出を促します